仕事で京都に来ております。
ただ、何事も無かったように再開するのもどうかと思うので、思うところをほんの少しだけ。
11月22日、この日から三日間師匠寺に九星術の講義に通う予定でした。1日目を終えて帰宅し、資料を整理して明日も早いからもう寝ようかと思っていた時に、師僧から直接携帯に連絡を頂きました。余りの内容に言葉が無く、師僧と内弟子さんの安否を気遣う事も無く電話を終える事になりました。
一応横になってみたものの信じられない状況に寝る事もならず、それでも明け方近く少しウトウトしたようでしたが、起きてみると昨晩の知らせはもしかして夢だったのではないかと思いはじめ、半信半疑のまま鎌倉へ向かいました。
さすがに先生にもお目に掛かり、また現地の状況を目にするにつけ、やはり夢ではなかったかと現実を突きつけられた思いが致しました。
時々お手伝いに伺っての先生との何気ない会話、或いは内弟子さんや他の通いのお弟子さん達との門弟同士の屈託のない会話、その何れもが学びとならないものはありませんでした。そのかけがえのない学びの場を失ってしまったのは、まるで故郷の実家を失ったようで帰る所のない不安を覚えるような感覚でした。
それから先生とお目にかかる機会のないまま京都に来てしまい、先週の動物慰霊祭にも参加出来ず、実は師僧と一門の皆様の空気感がよく分からずにこれを書いています。
しかしながら私がこうして浄瑠璃のサワリよろしくクドクドと繰り言をくり出す間に、恐らく師僧はとっくにしっかりと前を向いておいでになるんではなかろうかと思うのです。憚りながらそれでこそ我が師であると思うわけです。
なので私も言いたいことは山々ありますが、もうこの辺にしておきます。
と言うわけで京都におります。

京都に来るとお世話になるスーパー「FRESCO(フレスコ)」さん。
京都市内を中心に展開しているスーパーで、実に多くの店舗を見かけます。
私がよく利用しているのは寺町店。それ程大きな規模の店舗ではないのですが、ここの生花コーナーを見て頂きたいのです。


樒、荒神松、榊、そして仏花ととりどりの色花たち。
恐らく京都在住の方ならば何を当たり前の事をと思っていらっしゃるでしょうが、少なくとも東京のスーパーの生花コーナーでこれ程充実しているところはまずないんではないでしょうか。
京都では大小様々なお寺や神社が点在しているのは言うまでもないのですが、街中の辻々に多くの祠がお祀りされています。その多くには綺麗に生花が上げられていて、市民にしっかりと信仰が根付いているんだなあと感心させられます。このフレスコさんの生花コーナーはそれを端的に表しているように思います。
一年ぶりに京都に来て改めて心落ち着く思いがするのは、何時になく中国人観光客が少ないせいかと思いましたが、いやいやこうして市民に根付く信仰心が街を通底しているからでしょう。
今しばらく京都におります。