空生院の旧暦暮らし

天台寺門宗の教会設立を目指して活動をしている細やかな道場です

2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧

旧暦如月 草木芽動

旧暦二月となりました。 しかしここ数日本当に暖かいですね。 ひょっとして桜でも咲いてしまうんじゃないかと思うような陽気です。 ところで「如月」と書いて「きさらぎ」。 月の異名の内、「月」がつかないのは「弥生」と「師走」。しかし、「月」がつきな…

稽古始め 如實知自心

恥ずかしながらこの連休中に今年初めてお茶の稽古に行きました。旧暦の話ではなく新暦で。 直近に伺ったのは去年11月で、今年はお正月も忙しくお初釜も失礼しておりました。全くもって絵に描いたような不詳の弟子です。 今回はいつも中々やらないようなお点…

歌舞伎座二月興行夜の部

先日歌舞伎座二月興行の夜の部を拝見してきました。 最初に重厚な時代物、中幕に所作事、最後に少し砕けた世話物という見取り狂言のセオリー通りのスッキリとした狂言立てです。 中でも印象的なのは、やはり最初の「壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)」、…

初三夜

旧暦1月23日、初三夜(はつさんや)です。 初三夜という言葉は多分ありません。通常三夜と言えば正しく三日月の出る旧暦の三日の夜の事だと思います。 しかし、二十三夜の月の事を親しみを込めて「三夜様」と言って拝む地域があるようで、それならば新年最初は…

都留に参りました

今日は山梨県都留市に参りました。 まずは「すがや」さん かりんとう饅頭を師匠寺にお供えにお送りして、うちの分も少々購入です。 こちらのかりんとう饅頭、聖天様もお喜びになる、らしいです。 今日都留に来たのは、さすがにかりんとう饅頭を買いに来たわ…

小正月です

旧暦の1月15日、小正月です。 元旦を大正月、15日を小正月といいました。 しかし現代の日本で小正月を意識する人も大分少なくなりましたよね。 その昔はこの日に元服の式を執り行っていた名残で、平成11年までは新暦の1月15日を「成人の日」と定めていました…

お札作り

初めて師匠寺でお札作りを手伝った時の驚きは忘れられません。普段何気なく当たり前のように頂戴していたお札に、これ程の手間が掛けられているとは! 現在師匠寺のお札は業者さんに発注した物に改めて内符を入れて作られていますが、古い上座のお弟子さん達…

お預かり物と言えば

師匠のブログにコメントなどとおこがましいにも程があるのですが、 「お預かり物」と言えば、私は佛像もお預かり物だと思っています。自分が発願して新たに作った佛像は別として、古佛はやはりお預かり物だなぁと。 よく愛してやまない骨董品を「自分が死ん…

佛像を択ぶ時

先日師僧に開眼して頂いた阿弥陀様も大分うちの壇に馴染んできました。 さて、私共のように在家出身で何も無い所から始めた者は、まずは拝むべき佛像を得るという事をしなくてはなりません。本尊にするべき御尊格と密教修行をするのならお不動様、この二体は…

東風解凍

しかし寒い「立春」となりました。 「寒」が明けたわけですが、今週もこれから最大寒波が襲来とのことですね。 旧暦は暦の分類上「太陰太陽暦」と言われますが、これは月の満ち欠けで月日を決める事によって段々と生じる季節との差を、太陽の動きを基に閏月…

阿弥陀様がお出まし

阿弥陀如来のご尊像がおいでになりました。 勢至菩薩とは深いご縁の阿弥陀様。 一般的には三尊像の中尊であり、金剛界蓮華部の主で密供の次第によっては勢至菩薩の部主となります。また勢至供の表白にも「弥陀の教化を助け」などという件があったりして、本…